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2011年 沖縄自転車旅行記-22 [自転車旅行]

空港にて
 3時過ぎに空港に着いた。出発までは二時間以上余裕あった。まずは着替えをして、一時預かり所に行ってケースを受け取らなければならない。一時預かり所に行って、着替えるので自転車を見ててほしいといったら、責任持てませんと断られた。責任持たなくていいから、ここに置かせてほしいと頼んだら、仕方なさそうにOKしてくれた。
 着替えるためにすぐにトイレに行った。狭いところであせって着替えて、せっかくの着替えが汗になった。戻ってケースを受け取り、羽田から着いたときに使ったのと同じ通路で自転車を分解してケースに収めた。人馬ともに疲れの色は隠せなかった。本日の走行距離、79.9km。平均時速、25km/h。
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バイキングの反動
 ケースを出発カウンターに預けると、開放感があった。自転車に乗りに来たのに、自転車と別れてほっとした。腹は減ったしビールも飲みたい。ちょうどうってつけの麒麟ビールレストランがあった。タコスにちょっと贅沢な生ビール ブラウマイスターをオーダーした。生ビールが来ると息が続くまでジョッキを傾けた。タコスが来るとむさぼりかじりついた。あたりにひき肉が飛び散った。毎朝夕バイキングで拡張した胃袋は、それくらいでは満たされない。カツカレーを追加した。
16cmの攻防
 疲労した体に程よくアルコールが沁みて、心地よさと満足感を覚えながら、保安検査場に入った。検査場でバッグがセキュリティーチェックにひっかかった。羽田では問題がなった自転車の工具が原因だった。ドライバーが柄と棒の部分に分離できコンパクトになるものだ。係員の説明によれば、16センチ以上は機内への持込は禁止されているとのこと。メジャーで測ってみると数ミリだが超えている。羽田ではチェックされなかった、どうして空港によって扱いが違うのかと言っても聞いてはくれない。機内持ち込みはできないが手荷物として預けることはできるということで、先に預けた自転車のケースに入れることになった。係員と一階下の手荷物預かりカウンターに行った。しつこく基準はどうなっているのか聞いたら、調べておきますと、丁寧ながらも型どおりの適当な対応をされた。
 後日で国土交通省のHPで調べてみると、機内持込み・お預り手荷物における危険物の代表例の品目が挙げられており、工具類(ドライバー)は、全体の長さ15cm以下かつシャフトの長さ6cm以下のものは持込可能(グリップ部分とシャフト部分が外せるタイプの場合はシャフト部分を外した状態でシャフトの長さが6cm以下であれば持込可能)と記載されていた。那覇空港の係員の勝利であった。
 座席に着きシートベルトを締めると、離陸したのも気づかないほど一気に眠りに落ちた。


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2011年 沖縄自転車旅行記-21 [自転車旅行]

レインコートは前後ろ逆に着る
 脚を上下する度にレインコートがどんどん上がってくる。腰のところまで上がって、前がはだけて腰が濡れる。回転に邪魔なだけでなく寒いので、前後ろ逆に着てみた。上って来るのは仕方ないが、はだけないのでまだましだ。後日、インターネットで調べら腿前面と腰だけをカバーするユニークなレインウェアを発見した。使ってみたい。
 レインコートの中は、汗でびしょびしょ。普通にレインコートを着なくて走っても汗をかくのだから、透湿性のあるゴアテックスなどにしても同じことだろう。濡れていても風を通さないから寒くはない。脚は濡れても気にならないが、靴はできれば防水されていたほうが快適だから、レインカバーを着けたほうがいい。雨の中の走行は、人に対してのみならず自転車への負担も大きい。泥水を跳ねて汚れるし、リムのブレーキ面あたりは黒くなっている。ブレーキシューかリムのアルミが削れているのか、ひどく汚れている。後で点検したら、ブレーキシューに石や金属のようなものが幾つも刺さっていた。
パンクに見舞われる
 沖縄市に入った。陸橋のある大きな交差点にさしかかった。交差点の中には、直線に交差する十字と左折車が描く曲線との間に、誰も通らない部分がある。そこには砂利や事故車の破片などが寄せ集まっていて、自転車にとっては危険地帯である。やばいと思いつつも、車を避けるためついそこをかすめてしまった。突然、プシューという音がした。パンクだとすぐにわかったが、ノーチューブというパンク修理剤を前もって入れておいたので、釘くらいの穴であれば塞がる筈だ、と期待した。止まってタイヤを点検するとサイドが大きく切れて、液剤は固まることなく全てが噴出してしまったようだ。そういえば魔のデルタゾーンとも言うべき、その箇所にはガラスも混じっていた。雨の中、パンク修理しなくてはいけない。がっくり。涙
 この交差点は、国道329号線と県道85号線が交差する美里交差点である。陸橋の下は雨をよけるには十分ではなかったので、道路の向こう側に広い鉄工所が見えたので移動した。誰もいないので、断りもなく使わせてもらうことにした。後輪をはずし、タイヤを剥ぎ取る。チューブラー・タイヤはチューブとタイヤが一体になっており、それをリムに接着剤で貼り付けて使う。修理はできないから予備のタイヤを常時携帯している。鉄工所に人が来たので、すみませんと言ったら、「もっと中の広いところ使っていいよ。」って言ってくれた。親切なおじさん、ありがとう。涙
雨と空腹に耐えて
 もうとっくに昼時を過ぎていた。ずぶ濡れなので食堂には入り辛いから、コンビニに入った。甘いものでカロリーを補給しようかと、いつもよく食べる大福を探したが見当たらない。最中も羊羹も団子も、和菓子はどこへ行ったのか。沖縄のお菓子といえば、ちんすこうや玉のドーナツみたいなサーターアンダギーなど、中国のお菓子に似ている。和菓子はあまり好まれないようだ。となれば、洋菓子の王者、シュークリームを手に取った。
 腹に入れたからか、雨の中に戻っても、さほどイヤだなあ、とは思わなかった。後は空港までパンクしないことを祈るだけだ。もう予備のタイヤはない。
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2011年 沖縄自転車旅行記-20 [自転車旅行]

最終日の朝
 少し肌寒いくらいの朝、外は霧がかかったように霞んでいる。雨具の用意はしてあるが降らないにこしたことはない。実は、昨晩、ポケット・レイン・コートを購入するために、コンビニを探し回った。昼間走っていると度々目にするコンビニだが、いざ探すとなるとなかなか見つからなかった。
 この日のために、用意したキャノンデールのレインウェアは、マグネットで袖と肩部が外れベストなるという優れものだ。しかし色が白なので、雨道を走ったら泥水を跳ねて汚れるのは必至である。汚れるのが怖くて着られない合羽、無用の長物とはこのことだ。sDSCN5334.jpg
 朝食は、今日もバイキング。朝からパスタ。朝夕のバイキングが2日続いたが、食欲はまったく落ちない。今日も腹十二分目食べた。NEC_0001.JPG
 那覇空港へのルートは来た道とは違う東側のルートを行く。東側に横断する道は、基地移転でもめる辺野古を通る国道329号線と沖縄自動車道の許田ICから高速沿いに走る県道 がある。距離が少し短い県道のルートを選択した。道の駅許田を過ぎて、インター近くを左折すると緩やかな坂が峠へと導く。早くも霧雨が肌を濡らし始めた。
バス停で雨の装備
 山を越え、島を横断し国道329号に合流する頃には、雨がいよいよ本降りになって来た。屋根のあるバス停で着替えることにした。体か冷えるのでレッグウォーマを着け、レインコートを着た。ヘルメットにはホテルのシャワーキャップが便利だ。そんなことをやっていると、バスが来て停まった。ドアが開いたが乗客がいないとわかると、行ってしまった。ひょっとしたら、乗せてくれるつもりだったのかな? バスの中には一人も乗客はいなかったから、自転車ごと乗せてくれたかもしれない。そう思うと、これから先、雨の中を走る気が失せた。今後は輪行袋を携帯するようにしよう。雨がひどくなったときだけではなく、疲労困憊したときや自転車の故障や事故で怪我したときなどには、タクシーやバスで移動できるよう準備しておくのが良さそうだ。



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2011年 沖縄自転車旅行記-19 [自転車旅行]

走行再開
 ここはまだ半島の先端に近い。これから先まだまだ続くであろうアップダウン、なぜ、ここに人は住んでいないのか、台風が東側から来るから、西側のほうが住みやすいんじゃないか、東海岸と西海岸の隔たりは一体何なのか、そんなことはどうでもいいんだけど、正直、後悔していた。交通量が少ないから。トンネルを作ってもらえない。えらく遠くて長いLong and Up Down Road!
 海を望む小さな町にでた。入り口の狭い地味なスーパーがあった。中に入ると、若いお兄ちゃんがレジで体力をもてあましてる感じで、買い物客のおばさんの相手をしていた。カロリーメイトとドリンクをレジに持って行き、ついでに帰り道を訊いた。というのは、繰り返すアップダウンのせいでナビが汗で破壊されてしまったのだ。聞き取れない言葉が多かったが、ポイントとなる地名だけは漢字も確認した。後で調べたら、この店は国頭郡東村の川田区売店だった。そして県道70号線がここで終わり、国道331号線に合流する。sDSCN5369.jpg
 海岸線から内陸側への上り口の眼下に、ヤギがいた。へばっていたので休憩がてら写真を撮った。ガードレールが水面に影を落とし、周りは少し夕日に染まって見えた。まもなく有銘(あるめ)の交差点を左折し、西側にある源河(げんか)に向かう。この横断する県道14号線は、最後の難所だった。
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 本日の走行距離140km、平均速度18km/h
 夕食は、昨日と同じくバイキング、フロントで割引券をもらうと2000円になる。生ビールを頼んで、本日お勧めのロースとビーフとマグロの握りを中心に食べまくった。NEC_0002.JPG
 いよいよ明日は、帰る日だ。天候は雨、降水確率60% 雨が降ろうが槍が降ろうが、3時までには那覇空港に着かねばならない。

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2011年 沖縄自転車旅行記-18 [自転車旅行]

やんばるの道
 岬をあとに起伏のある道を通り、国道に戻った。東シナ海に囲まれた開放的な風景に、丘陵を越えるペダルは軽かった。次第にやんばるの森に入っているようだった。道路の脇にヤンバルクイナ飛出し注意の立て札がある。突然横から出てきたらびっくりするだろうな、と思いつつも半分くらいは期待していた。一度、遠くに黒い鳥の影が森の中に入っていくのを見たが、あれはカラスだったかもしれない。だってヤンバルクイナは夜行性じゃなかったかな。
 車とたまにすれ違うくらいで自転車はまったくいない。下り坂になると向こう側にその分の上り坂が見える。加速して、その勢いでのぼりを一気にクリアする。呼吸を整えながら走ると、また同じようなアップダウンが出現する。勢いをつけて登る。またアップダウン。それっ。坂の途中で失速し、軽いギアに変速しヨロヨロ登る。そしてまたアップダウン。勢いをつける気力がなくなり、慣性に任せ下り、止まる寸前で漕ぎ出す。
 そんなことを何回繰り返しただろう。気力も体力も尽きたころ、道路の脇が少し広くなっているところに、大きな看板があり、何か書いてある。誰が見てるわけでもなく、自分との戦いなんだけど、足を着くことが許されないような呪縛に囚われていたが、自転車を降りるきっかけを与えてくれた。pine.jpgwarning.jpg
 パイナップルは地面になっているのではなく、こうやってなるんだと、パイナップルらしきものを見て、一人感心した。看板には、イセエビとかサザエとかウニとか採ったらあかんみたいなことが書いてあった。けど突然、思い立っても採れるわけではなく、準備万端で来るわけだから看板を見たところで心変わりするわけではないだろう。逆に、この看板を見ると余計にそそる、そんなのが採れるれるんだって。というわけで、禁止された行為の方向に下りていくと、秘密めいた谷間が目の前に開け、魚介の宝庫へと誘う、だが準備のない通りすがりの人は、看板の注意を守ってすごすごと引き返すのだった。sDSCN5362.jpg
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2011年 沖縄自転車旅行記-17 [自転車旅行]

やんばる
 道の駅を過ぎると車も人家が少なくなり、ヤンバルクイナの文字や絵が目に入ってくる。「やんばる」は漢字で「山原」と書く。「山々が連なり、森が広がる地域」という意味を持ち、沖縄島北部一帯を指す言葉である。やんばる野生生物保護センターの看板があったので、覗いてみた。写真などの展示物だけで、実物のヤンバルクイナはいなかった。やんばる野生生物保護センター「ウフギー自然館」は、やんばるを訪れる人々に野生生物保護への理解や関心を深めてもらうための普及啓発活動や、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなどやんばるの絶滅のおそれのある野生生物の保護増殖事業、 調査研究などを総合的に行っている。「ウフギー」とは、地域の方言で「大木」を意味する。sDSCN5350.jpg
辺戸岬に到達
 本島西側の海岸線を北上し、これまで続いた平坦路とは違うゴールにふさわしい起伏を越え、最北端の辺戸岬に到着した。海の家のような食堂と二階建てのやんばる茶屋、、岬の先端には祖国復帰の記念碑がある。遊歩道を歩くと、岬は切り立った岩の岸壁で、南の島であることを忘れてしまうほど険しい。sDSCN5355.jpg
 食堂で、ブルーシールアイスクリームのマンゴーを食べた。まぶしい初夏の海を見ながら、日陰のテーブルで食べるアイスは、汗をかいた体に瞬く間に溶けていった。この先、食糧補給ができそうもないので、昨日と同じく沖縄そばも食べた。隣のテーブルには革ジャンを着たライダーが数人いた。どこから来たのだろう。すぐ前に止めてあったバイクのナンバーを確認すればよかった。外国人のサイクリストもいた。
 出発前にトイレに行ったら、若者にどこから来たのか、声を掛けられた。名護からと応えると、「凄い、この人名護から来たんだって」と、たいしたことないのに一緒にいた彼女にまで言う。年の割りに、ってか!
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2011年 沖縄自転車旅行記-16 [自転車旅行]

三日目 ツール・ド・おきなわのスタート
 昨日の夜もバイキングだったが、今朝の朝食もバイキングだ。あらゆるものを腹に入れられるだけ入れて、今日の長距離走破に備えねばならない。パンパンに大きくなったお腹を抱えて部屋に戻った。
 昨日、古宇利島から戻ってきた道を、ゆっくり走り始める。一人、二人、抜かれる。皆、辺戸岬を目指しているのだろうか?予定のコースは辺戸岬まで北上し、岬を回って反対側を南下して帰ってくるように考えている。西側から行くか、島を横断して東側から行くか、迷っていた。できればツール・ド・おきなわのコースを走ってみたい。そんなことを考えている間にも、いくつかのレーシングチームに抜かれた。ふくらはぎにサポーターをしている若者が数人いた。関東のほうではほとんど見ないのだが、日焼け止めも兼ねているのか。彼らはきっと、ツール・ド・おきなわに出場するに違いない。後ろについていけばいいのだが、スピードが違いすぎる。
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 しばらく走ったところで、彼らに追いついた。宮城橋の手前のコンビニでウサギさんチームは昼寝をしていた、というわけがなく腰を下ろして休憩していた。その先が分かれ道になっており、そこが彼らの練習コース、すなわちツールのコースなのではないのか、尋ねたかったが、スピードの違い、歳の違いがそれを拒んだ。
 結局、58号線をそのまま北上した。暫くして道の駅おおぎみが見えたので、よってツール・ド・おきなわのコースを調べてみることにした。沖縄の道の駅には全箇所、沖縄開発局が整備したキオスク端末が設置されている。インターネットに接続して調べようと操作したがうまくいかない。軒先で地物の野菜や果物を売っているお姉さんに自転車レースのことを尋ねてみたら、横断するのは58号線の源河という地名のところから分岐する道路らしい。後で調べたら違っていたのだが、そのコースを東側から走ることにした。
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2011年 沖縄自転車旅行記-15 [自転車旅行]

屋我地大橋
 古宇利大橋を戻り、再び屋我地島に着くと、本島に繋がるもう一つの橋の屋我地大橋を渡って帰途に向かう。屋我地大橋は、無人島の奥武島と屋我地島とを結ぶ全長約300mの橋である。1993年3月に完成した。奥武島は羽地奥武橋で沖縄本島と結ばれている。屋我地大橋の周辺の海は淡い水色をしていて、浅瀬になっていることが分かる。その浅瀬に向かってなだらかな砂浜が広がっていて、キャンプや海水浴には絶好のロケーションだ。
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 本島に近づくに連れ、疲れも重なりテンション低下傾向。58号線に合流し内陸に入ると、初めて走る土地なのに自宅周辺を乗っている時のようなダラッとしたフォームになってしまう。オッと、そんな気の緩みからかアスファルトの縁にハンドルをとられバランスを崩した。渋滞の車に体当たりしそうになったが、何とか持ち堪えることができた。「あやまちすな。心して降りよ。あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ」 自転車雑誌に書いてあった理想的なフォームを頭に描いて、最後の力を振り絞り、ホテルに向かった。
 本日の走行距離101km、最高速度 43.8km/hsDSCN5337.jpg


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2011年 沖縄自転車旅行記-14 [自転車旅行]

古宇利大橋
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 ワルミ大橋を渡って屋我地島に着くと、標識は古宇利島へ誘導する。下り坂の向こうに上りの橋が見え、さらにその向こうに島が見える。こんな一直線のコースを前にすると、どうしても競輪学校の登坂コースが頭に浮かぶ。ケツをあげて力の限りペダルを踏む。重いギアにして加速を続け、一気に坂を駆け上がる。というイメージ通りにはいかず、坂の途中で力尽き、軽いギアに変速、競輪選手から旅行者に転身した。あのダッシュはいったい誰だったの?
 古宇利大橋は、2005年に開通した。現在沖縄県内の離島架橋ではもっとも長く、通行料無料の橋としては日本一長い。ひたすら海上を貫き通る約2km の長い直線道橋で、両側は美しい沖縄のマリンブルーが展望できる。
 古宇利島の橋の両サイドには駐車場がありお店が並んでいる。なかでもブルーシール・アイスクリームが人気だ。サーティーワンやホブソンズとは異なり、沖縄発祥のアイスクリームで、マンゴーやパイナップルのほかサトウキビやシークワサー、紅芋といった沖縄素材を生かしたユニークなアイスクリームが味わえる。
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2011年 沖縄自転車旅行記-13 [自転車旅行]

ワルミ大橋
海洋博公園の女性係員がいなくなったら自転車に乗ろうと思っていたが、とうとう出口まで連れてこられた。信用されていない。駐車場の道路にでて自転車にまたがったら、今度は駐車場の警備員に一方通行だと注意された。厳しい。「どちら方面ですか?今帰仁はこちらです。」意外に親切。
 今帰仁城跡入口の交差点を通過し、古宇利島に向かって走る。道路標識にそって進むがナビは違うルートをあくまで主張する。進めば進むほど再探索中、再探索中と繰り返しアナウンスする。ナビの地図では、確かにこの先は海だ。無視してそのまま行くと海には橋がかかっていた。後でわかったことだが、この橋はワルミ大橋で2010年12月18日に開通した。屋我地島と本部半島の今帰仁との間のワルミ海峡に架かる橋長315.0メートル、アーチ橋として日本国内5番目の長さの橋梁だそうだ。
橋上から見る風景は沖縄らしからぬ群青色の深淵な海峡だった。写真におさめていると老夫婦に、「撮りましょうか?」と声をかけられたので、お願いした。どこから来たのか細かく訊かれたので、向こうに知り合いでもいるのか、話を期待したが、質問だけで終わった。
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